2009年07月15日
Fedora 11
久々の投稿となります、野口です。
1ヶ月少し前の6月9日に、Fedora 11が正式リリースとなり、古いマシンにインストールしてみました。
今回の、Fedora 11の新機能で恩恵を受けたのは、電源を入れてから使用できるまでの時間の短縮でしょう、Fedora10でも、起動時間は、早くなっていましたが、40秒程度掛かっていました。Fedora11では25秒程、しかも非力なPCでも非常に高速に起動します。スゴイ、感動です。
次にパッケージ更新の時に、差分のみのダウンロードを可能にしたyumのプラグインが精度を上げたことですかね? Fedoraでは、積極的に最新技術を取り入れる為に、どうしても、パッケージやカーネルの更新頻度が上がります、そのたびに、yumで更新する事にになりこれが結構な手間となります、このyum-prestoプラグイン導入するだけで、差分のみをダウンロードになるので、手間となるダウロード時間が短縮されて助かっています。
Prestoは、デフォルトではインストールされていないので、インストールが必要となります。
[yum-prestoインストール方法]
# yum install yum-presto
使用方法は普通に
# yum check-update
# yum update
です。
また、ディスクトップ環境はあまり使用しないで、眺めている程度ですが、KDE がカッコ良いですね。GNOMEも、それなりに進化していますね。
[Fedora 11の主な新機能]
・ブートから使用できるまでの時間の短縮
・パッケージ更新時に差分のみのダウンロードを可能
・ext4をファイルシステムとして標準採用
・ファイルシステムに開発途上だがBtrfsを採用 (SSDに有効)
・日本語入力システムをSCIMからiBusへ
・仮想化システムにKVMを採用
・資源分割管理(CPUやメモリなどの分割管理)
・インストーラの改良
・指紋認証対応
[インストールした非力なマシン構成]
・M/B P2B-F (440BX)10年前のM/B
・CPU Celeron 1Ghz (Tualatin)
・MEM 512M
・VGA Matrox MGA-G450DH
次に出るバージョンのRHEL(Red Hat Enterprise Linux)とCentOSでは、今回のFedora11がベースとなると噂になっています、リリース時期は分かりませんが、Fedora 11のおかげでCentOS 6の正式リリースが非常に楽しみになりました。
またまだP2B-Fを使っていけそうです。
関連リンク
[FedoraProject]
Posted by コスモウイング at 12:19│Comments(0)
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